サファイアウィンドウ - 優れた光透過特性
製品詳細
サファイアは、液浸赤外分光法や、2.94 µmのEr:YAGレーザー伝送用のライトガイドとして使用されています。サファイアは優れた表面硬度と、紫外線から中赤外線の波長域にわたる透過率を誇ります。サファイアは、サファイア自身以外の物質によって傷つけられることはありません。コーティングされていない基板は化学的に不活性で、水、一般的な酸、塩基に対して約1000°Cまで不溶性です。当社のサファイアウィンドウは、結晶のc軸が光軸と平行になるようにZ断面にカットされており、透過光における複屈折の影響を排除しています。
サファイアにはコーティング付きとコーティングなしがあり、コーティングなしバージョンは 150 nm ~ 4.5 µm の範囲のアプリケーション向けに設計されています。一方、両面に AR コーティングが施された AR コーティング バージョンは 1.65 µm ~ 3.0 µm (-D) または 2.0 µm ~ 5.0 µm (-E1) の範囲向けに設計されています。
窓(ウィンドウ)は光学における基本的な光学部品の一つで、通常、電子センサーや外部環境検出器の保護窓として使用されます。サファイアは優れた機械的特性と光学的特性を有しており、サファイア結晶は広く利用されています。主な用途は、耐摩耗部品、窓材、MOCVDエピタキシャル基板材料などです。
応用分野
各種光度計や分光計に使用され、また反応炉や高温炉、リアクター、レーザー、産業などの製品のサファイア観察窓にも使用されています。
弊社では、長さ 2 ~ 300 mm、厚さ 0.12 ~ 60 mm のサファイア円形ウィンドウを提供できます (精度は 20 ~ 10、1/10L@633nm に達します)。
特徴
● 素材:サファイア
● 形状公差:+0.0/-0.1mm
● 厚さ公差:±0.1mm
● Surface type: λ/2@632.8nm
● 平行度: <3'
● フィニッシュ: 60-40
● 有効口径:>90%
● 面取りエッジ:<0.2×45°
● コーティング:カスタムデザイン